- ワールドモデルWorld Model
- 環境の状態と力学を学習し、時間の流れと行動に応じた未来を予測する、AI内部のシミュレーター。
- ワールド基盤モデルWFM · World Foundation Model
- 大規模データで事前学習し、さまざまな課題に向けてファインチューニングして使う汎用のワールドモデル。NVIDIAがCosmosを紹介して広めた用語。
- フィジカルAIPhysical AI
- ロボット・自動運転車のように、物理世界を認識し、その中で行動するAI。
- 身体性AIEmbodied AI
- 身体(センサーとアクチュエーター)を持ち、環境と相互作用しながら学習・行動するAI。
- 潜在状態・潜在空間Latent state / space
- 観測(ピクセルなど)を圧縮して得た抽象的な数値表現。ワールドモデルは主にこの空間で未来を予測する。
- 行動条件付きAction-conditioned
- 行動を入力として受け取り、その結果を予測する性質。ワールドモデルと映像生成モデルを分ける中核の基準。
- 潜在行動Latent action
- 行動ラベルのない映像から、フレームの変化をもとに推論した「仮想の操作入力」。Genie 1が導入。
- JEPAJoint Embedding Predictive Architecture
- ルカンが提案した構造。ピクセルを復元せず、隠された部分や未来の「表現」を抽象空間で予測する。
- 自己教師あり学習Self-supervised learning
- 人がラベルを付けず、データ自体の一部を隠して当てる方式で学習すること。
- 自己回帰拡散Autoregressive diffusion
- 拡散モデルで一塊ずつ高品質なフレームを作り、塊の間を順次つなぐ生成方式。リアルタイムのインタラクティブモデルの主流。
- ロールアウトRollout
- ワールドモデルで複数ステップの未来を連続して予測し、展開してみること。
- 想像の中での訓練Imagination training
- 実際の環境の代わりに、ワールドモデルが作った仮想の経験の中でエージェントを強化学習させること(Dreamer系列)。
- モデル予測制御MPC
- 候補の行動をモデルでシミュレーションして最も良い結果を出す行動を選び、瞬間ごとに計画し直す方式。
- プロンプト型の世界イベントPromptable world events
- Genie 3の機能。進行中の世界に、テキストで天気の変化・人物の登場のような出来事を挿入する。
- ガウシアンスプラット3D Gaussian Splatting
- 数百万個の半透明の楕円体の粒子で場面を表現する3D技法。リアルなレンダリングが速い。Marbleの出力形式。
- 衝突メッシュCollision mesh
- 物理エンジンが衝突を計算できるように作られた、単純化された3D形状。
- Sim-to-Real
- 仮想環境で学習した能力を実際の環境に移すこと。その間の性能の差を「ギャップ(gap)」と呼ぶ。
- デジタルツインDigital twin
- 実際の工場・都市・設備を仮想的に複製したモデル。
- VLAVision-Language-Action model
- 視覚と言語の指示を受けて、ロボットの行動を出力するモデル。ワールドモデルと結合して訓練・評価される。
- 閉ループ評価Closed-loop evaluation
- AIの行動が次の入力に反映されるように、シミュレーターの中で最後まで動かしてみる評価。録画データの再生(開ループ)より現実に近い。
- 反事実シナリオCounterfactual
- 「もしあのとき違う行動をしていたら?」をシミュレーションすること。自動運転の検証の核心。
- 帰納バイアスInductive bias
- モデルが新しいデータに一般化するときに頼る、内在的な仮定。Vafaほかの研究は、これを通じてモデルが「法則」を学んだかを検査する。
- 空間知能Spatial intelligence
- フェイフェイ・リーが強調する概念。3D空間を認識・推論・生成し、その中で行動する能力。